傘寿をむかえて
私達高3期生は、本年 傘寿を迎えるにあたり、去る4月19日、前回と同じ 「ホテル日航大阪」で、同期会を開催しました。私たち高3期同期会は、去る平成29年5月10日、大阪駅のホテルグランヴィアで開きましたが、
最後の同期会ということもあってか、前回、前々回を遥かに上回る37名もの出席者で
賑わいました。
千葉、東京、横浜など関東地区、名古屋そして愛媛など遠方からの方や、なかには
何十年振りかの懐かしい顔もあり、さらに今回の特徴として、家族の送り迎え付きの方が
幾人もおられました。 また、ホテル側が 予想を超える出席者増に対応して広い部屋を
急遽用意してくださり、今までにないゆったりした会場になったことも 和やかな雰囲気つくり
に寄与しました。 いずれにせよ、最後の同期会を盛り上げてくださった皆さんのご協力には
感謝、感謝です。おかげで和気あいあい、2時間半の宴会時間は あっという間に過ぎ去り
ました。
思えば、敗戦の傷跡がまだまだ四囲に転がり、しかし、命だけは何とか助かったという時代に
私達は泉尾高校に入学したわけで、それから実に70余年今や同期の女性は、平均年齢まで
あと2年あまり、男性はすでに4年以上も平均寿命を超え、八十路の後半にまで辿り着いて
います。--「この先は 僅かやなー」 ふと、こんなことを考えながら、席上を見渡した時、
今日まで同期会を続けて来られたことが、とても幸せに思えると同時に、鬼籍に移られた多くの
恩師、学友の懐かしい顔が浮かんできました。
会の終わりは、北垣内君の軽妙なハーモニカ演奏、それに続く全員での「蛍の光」 そして
我らが校歌の斉唱で幕となりましたが、あちこちから発せられた『3年後は米寿、また
会いたいなあー 』 との声に心が惹かれました。
白髪と皺の陰から ふと覗く遥か遠くの青春の面影、その笑顔に大いに癒された一日でした。
本当に 有難うございました。
平成25年
青春への郷愁ひびく
私たち高三期同期会は、去る平成25年10月24日、梅田の新阪急ホテルで開きましたが、初めて参加の方もあり、和気藹々、2時間半の宴会時間が短く感じられるほど、「青春への郷愁」に浸れる楽しいひと時が過ごせました。
今回の参加人数は26名で、残念ながら1年半前の前回に比べ 13名と大幅に減少しました。やはり加齢の影響でしょうが、しかし、『2020年、東京オリンピックが、私たちの米寿の歳、当面これを目指そう』 との元気な声も聞かれました。
そして、閉会に当たっては、「泉尾高校・校歌」と「高校3年生」を全員で声高に合唱、次回の再会を誓いあいました。
第4コーナーを とっくに回り終え、『健康の格差』が目立つ私たちですが、まだまだ同期会は続けねば、との感を強くした一日でした。
中島 徳郎
平成22年
初代自治会長 天野氏 ” 喝 ”
1年半ぶりに同期会を 日航ホテルで開催。恩師 西田先生が出席下さり、
男女合わせて 36名の参加がみられました。
永らく お会いしていない人の登場には 「あの人、誰だっけ?」など
会話は尽きぬもので、60年前の高校時代にタイムスリップし、和やかな
雰囲気に包まれ、会合予定時間の3時間は アッという間に過ぎ行き、
別れを惜しみつつ 再会をきして散会いたしました。
今後の同期会の活動の限界について、是非を問う声もありましたが、
初代自治会長の天野氏の”喝”あり
「出席したくとも出席できぬ者にとって、活動している同期会の存在は
”励み” ”慰め”になる。ぜひとも継続を! 」
繋がりを保つことが 大事と考えられ、皆様のご協力を頂きながら
がんばりましょう。
北垣内 敏治